白ロム&赤ロム&利用制限
簡単で説明すると、SIMカードの抜かれたスマホのことです。
そもそも「白ロム」の「ロム」とは、端末の内部で情報を保存しておくメモリ(ROM)のことで、このメモリに持ち主の契約情報などが保存されていない「真っ白な状態」であることを指して「白ロム」と呼ばれます。
そのため、電話番号などが記録されたSIMカードを挿入することで、誰でもその端末を使うことができます。
赤ロムとは「何らかの理由で」販売キャリアからネットワーク利用制限をかけられた端末のことです。
すなわち、SIMカードを挿入しても通信することができません。
≪利用制限の状態(例)≫
「○」・・・ネットワーク利用制限の対象外です。
「△」・・・利用できますが、代金債務の不履行等により利用制限となる可能性があります。
「×」・・・利用制限中です。
※キャリアごとに条件や制限の詳細が異なります。詳しくは各キャリアの利用制限確認サイトをご確認ください。
※お店の店頭やサイトで「IMEI」と呼ばれる端末の製造番号を確認し、その番号を各携帯電話会社の確認ページで入力することで、その端末にネットワーク利用制限がかかっているかいないかを確認することができます。
IMEIを入力して結果を確認すると、以下のような結果が表示されます。
◯:ネットワーク利用制限がかかっていない
△:現在は制限がかかっていないが、今後かかる可能性がある
✕:ネットワーク利用制限がかかっている
―:そのIMEIが存在しない(※対象キャリアの商品ではない)
基本的には「◯」と表示されたものだけを購入するようにすれば、赤ロムのスマホであるリスクを最小限に抑えることができます。
最新のスマホは基本的にnano simの仕様となります。(※一番小さいsimカードです。)
白ロムのメリット:
- ★新製品であっても価格が安い
- 当然のことながら、同じ製品でも新品よりはるかに安く購入できます。機能はまったく同じなので、欲しい機種をとても安く入手できるというわけです。安く手に入れられるからこそ、特徴の異なるスマホをもう1台購入して用途によって使い分ける「2台持ち」もしやすくなります。
- ★すでに新品販売されていない機種も手に入る
- 独特の機能やデザインなど、他機種にはない魅力を持つスマホが、販売終了になって買えなくなってしまうことはよくあります。そのような機種でも、中古か新品未使用でなら入手できる可能性があります。